住みたい地域を決める
1人暮らしをする物件を探す時は、まずはおおまかに住みたい地域を決めましょう。
賃貸物件の情報量は非常に多く、早い段階でエリアを絞り込んで、その中でこだわり条件にあった物件をじっくり探すとよいでしょう。
住みたい地域の決め方
1人暮らしをする地域の決め方は、人それぞれの価値観によって違います。
地域を選ぶポイントは次のものがあります。
- 家賃相場の価格帯
- 通勤、通学の所要時間
- 買い物や飲食など、遊びでよく利用するエリアまでの距離
- 近隣に商業施設が充実している
- 駅からの距離
- 実家からの距離
- 恋人の家からの距離
- 市町村
- 坂道の多さ
- 海や山・公園や体育館など、趣味で足を運ぶエリアまでの距離
このポイントの中で、優先順位を決めるのは大切ですが、特定の条件だけを重視すると住んでから「やっぱり不便だった」と後悔する事があります。
自分の行動パターンを再度考え直して、何をするにも大きな障害が出にくいエリアを選ぶとよいでしょう。
ただし、希望条件ばかりを優先すると、家賃が高くなってしまうので適度に妥協しながら予算に収まる家賃相場のエリアで、欠点の少ない環境を選ぶとよいでしょう。
妥協点の一例
住みたいエリアを決める時の妥協点の作り方の事例を集めました。
- 車での移動通勤なので、駅から遠っかたり、坂道が多くても構わない
- 電車通勤なので、家賃が安くて職場から離れた地域の駅チカを選ぶ
- 単身なので、子育て支援など自治体の評判は気にせず人気のない市町村を選ぶ
- 海の近くなど、自分の憧れのエリアであれば、ストレスを解消方法があるので多少の不便は妥協する
- 自転車で移動するので、駅までの距離は遠くてもいいから平坦で自転車で走りやすいエリアを選ぶ
住むエリア選びの失敗例
はじめての1人暮らしはエリア選びの注意点が多数あります。
賃貸住宅は初期費用が高く、一度住むと手軽に引っ越しする事ができません。
実際に住むエリアを失敗した方の事例を集めました。
- 恋人とすぐ会える事を優先したのに、引っ越した後に別れてしまった。
- 車や自転車での移動が中心なので、駅からの距離を妥協したが、飲みに行く事が多くて、毎月タクシー代がかかっている
- 住み市町村を気にしていなかったが、引っ越してみたら税金が高くゴミ袋が有料など待遇が悪かった
- 車中心の生活だったが、その後恋人と同棲をはじめ、パートナーが車を運転できないので不満を口にしている
これらは、ほんの一例ですが生活における様々な状況を措定したり、将来的な環境の変化を視野にいれて住むエリアを選ぶと失敗が少なくなります。